5時過ぎに起床。朝ご飯は「みずほ」に乗り換えてから食べるつもりだったけど、指定席を取らなかったので、座れなかった時に備えて「サンライズ」内で食べた。食べたのは持参したコンビニおにぎり。洗面なども済ませて岡山駅到着を待った。
岡山駅で下車し、サンライズの切り離し作業を見てから、新幹線ホームへ移動。
約20分の接続で「みずほ」に乗り換えた。山陽新幹線に乗るのは、高校の修学旅行以来。
ちょっと心配してたけど、余裕で座れた。停車するたびに、激しく乗客が入れ替わったが、隣に人が来ることはなかった。
8時くらいに関門トンネルに入り、感慨もないまま初の九州に上陸していた。
「みずほ」は小倉駅で下車。
小倉駅では、一度改札を出た。すると目の前にモノレールが入ってきて、ビックリした。
九州ゾーン券で再び入場し特急「ソニック」で博多駅まで。大分駅から来てるだけあって、けっこう乗客がいて2席空いている所はなかったけど、通路側には問題なく座れた。
約1時間で終点博多駅に到着。次の特急「かもめ」には同一ホームでの乗り換えで余裕があったので、太陽観察メガネを取り出して見てみた。が、金星の太陽通過はわからなかった。
金星は見られなかったけど、特急「ゆふいんの森」が見られた。ちょっとした感動。
白いかもめに乗り込み、20分で鳥栖駅に到着。途中の原田=はるだ駅に九州に来たことを実感した。
佐賀県は通っても地を踏むつもりはなかった。しか〜し、トイレを探していると改札の外(もちろん中にもあったはずだけど)だったので、改札を出てトイレへ。初の佐賀県でやったことは小便とツバメの写真を撮っただけ。笑っ
九州新幹線の「つばめ」には乗らないけどね。
駅前には、サガン鳥栖を応援するのぼりも。
鳥栖駅からは九州新幹線開業のせいでほとんど特急が走っていないので、普通列車での移動となる(九州ゾーン券では新幹線には乗れない)。
田舎のローカル線らしい車両が来るんだろうなと思っていたら、座り心地のいいセミクロスシートの車両が来た。思えば、ここは鹿児島本線(鹿児島にはつながってないのに…)、不思議なことではないのかも。
途中、九州新幹線の高架線と交差。
やはり九州を実感する田原坂=たばるざか駅も。
鳥栖駅から1時間半、東京駅から14時間、12時過ぎにようやく最初の目的地である熊本に着いた。
熊本駅。
ホームには、ロアッソ熊本を応援するポスターも。
熊本駅からは、市電に乗って熊本城に向かう。どこで乗っても路面電車というのは、なんかワクワクする。
熊本城・市役所前電停で降りて少し歩くと、さっそく重要文化財である長塀が出迎えてくれた。
ここ熊本城は、天守こそ復原だが宇土櫓をはじめとして重要文化財の遺構が13もある。
重要文化財の櫓を中心に回ったので、奉行丸の方には行かなかったけど、存分に楽しめた。
さすが日本三名城のひとつだけのことはある。
手前から、田子櫓、七間櫓、十四間櫓と連なる現存の櫓群。
復原の大天守と小天守。
現存の宇土櫓。
櫓群を今度は下から。奥から、田子櫓、七間櫓、十四間櫓、四間櫓。
市電で熊本駅に戻り、次は肥薩線直通の特急「くまがわ」で人吉駅まで行く。
車窓には日本三大急流のひとつに数えられる球磨川が流れている。が、そんなに流れが急には見えなかった。
人吉には1時間10分滞在の予定だったが、帰りの列車を1本遅らせて2時間滞在とした。
駅から歩くこと20分強で人吉城跡に到着。現存の石垣などの写真を撮りながら歩いた。
跳出石垣。
けっこう体力を消耗していたが、石段を登り本丸まで行ってみた。風は涼しかったが汗だくになった。やはり、城巡りは体力勝負だ。
その上、今回はちょっとした長旅なので荷物も多く、けっこう辛かった。
二の丸でゆっくり休んでから、駅に戻った。
そのまま帰ると駅で30分以上待つことになりそうなので、国宝という文字に誘われるように青井阿蘇神社に寄ってから駅に戻った。
国宝の楼門。
人吉駅からは普通列車で八代駅まで。
車内には国鉄時代の扇風機が。JNR。
八代駅に着き、そこからはバスで八代市役所前まで。予定通りに人吉を離れると、いい時間にバスがなく、ホテルまで20分以上歩くか、30分以上駅で待つかしないこともあり、人吉での滞在時間を延ばした。それほど、バスの本数が少ない。
バス停からすぐのホテルにチェックインし、すぐに近くのスーパーマーケットに行き、夕飯用に半額になった弁当とおにぎり、翌朝用におにぎり、翌昼用にパンを買ってホテルに戻った。
人吉の滞在時間を延ばしたため、AKBの総選挙はあまり見られなかった。まあ、上位陣にはあまり興味がないので、予約録画もしてこなかったし、買い物にも出た訳だけど。