旅・たび・にっき

旅や乗り物関連のお出掛け話のブログです

四国一周&播州城めぐりの旅・2日目

2日目はサンライズの中でスタート。寝心地は良くはないけど、悪くもない。何度か目は覚めたけど、わりとよく寝られた。
6時過ぎに完全に起き、洗面所に行って歯磨きを済ませ、自由に利用できるサロン室で瀬戸内海を見た。

瀬戸内海を渡ってます。
レンズ付きフィルムのフラッシュがバカになっちゃって、切ることができず、何枚か撮ったけど、1枚もきれいに撮れてなかった。光ってるのは朝日ではなく窓に反射したフラッシュ。
しばらく瀬戸内海を見てたけど、どれが瀬戸大橋だったのかわからないまま、初の四国に上陸していた。

7時26分、高松駅に到着。約9時間半のサンライズの旅が終わった。
JR四国の列車とのツーショット。

駅を出ると、高松城址である玉藻公園はすぐそこだった。公園には入らず、まず先に艮櫓を見に行った。琴電の線路とお堀を挟んではいるけど、すぐ近くに見えた。
国の重要文化財の艮櫓。

しばらく見て、写真を撮ってから駅方面に引き返す。すぐ横を琴電の列車が走っていく。時間が時間のせいか、本数はかなり多い。
高松築港駅を横目に通り過ぎ、玉藻公園に入った。無料だと思っていたら、200円取られた。
最初に本丸に行き、天守台のベンチで、駅前のコンビニで買ったおにぎりで朝食。周りを見ると、堀の雰囲気がいい感じだし、石垣もかなり残っている。
水門からお堀に海水を引き込んでいるところも見られた。

天守台を降りてからは、一番の見どころである、月見櫓へ。付随する水手御門、渡櫓と共に重要文化財に指定されている。時間はたっぷりあるので、ゆっくりと見たけど、写真はなかなかうまく撮れなかった。
それから、天守台や披雲閣庭園や桜御門、内側から艮櫓などを見て、東門から外へ出た。                      
天守台の石垣も立派。


東門の橋から見た艮櫓。

外に出てからは海方面に向かって歩いた。ビル街を抜けると大きな通りに出て、すぐ近くに海が見えた。海を見ると、なんか気持ちが落ち着く。
海を右手に歩いていくと、先ほど中側から見た月見櫓が左に見えてきた。海の近さに着見櫓と表記されることがあるのも納得。
着見櫓。右端に写っている黒いのが、これも重要文化財に指定されている水手御門。

そのまままっすぐ進み、約2時間の散策を終え、高松駅に戻った。ここからは周遊きっぷ“ゾーン券”の出番だ。
特急の自由席には自由に乗れるので、さっそく特急で次の目的地へ。
特急「うずしお5号」。

1時間強で徳島駅に到着。天気予報は雨だったけど、よく晴れていて暑いくらいだ。目的の徳島城は駅から近い。
復元された鷲の門を見て、公園内を歩き、展示されているSLなどを見た。本丸は山の上だけど、あまり時間もないので登らず、早めに駅に戻った。


復元された鷲の門。

徳島ラーメンを食べるという選択もあったけど、お昼にはちょっと時間が早いし、食べてる時間もないので、予定にも入れなかった。ただ、車内での昼食用にコンビニでパンなどを買った。

徳島駅からは、また特急に乗り、今日の最後の目的地へ。
特急「剣山5号」で、阿波池田駅まで移動。
車内で昼食を済ませた。

阿波池田駅で次の特急に乗り換える。
ホームには、プロ野球独立リーグ徳島インディゴソックスを応援するのぼりが。
15分ほど乗り換え時間があるので、駅の外にも出てみた。すると、雨がポツポツ降り始めた。

阿波池田駅からは特急「南風9号」で高知駅まで行く。
途中、四国の代表的な景勝地である、大歩危小歩危を通過。車掌さんが車内放送で教えてくれたので、窓に顔をくっつけて見たけど、ほんの短時間とはいえ、なかなかいい感じだった。
大歩危小歩危はもちろん、日本三大奇橋のひとつにも数えられるかずら橋にも行ってみたかったけど、今回はお城を優先してあきらめた。特にかずら橋は、行こうと思ったらかなりの時間が必要なんで。
気づけば雨も止み、良かったなと思っていると、高知駅の直前になってものすごい雷雨になった。ホテルは高知駅からすぐだったけど、けっこう大変だった。

チェックインを済ませ、出かける準備をして、すぐに部屋を出た。ホテルを出るころには、もう雨は止んでいて助かった。
駅前から路面電車に乗って、高知城まで。
追手門(重要文化財)から、いい感じだった。

中に入ると、なんと三の丸と天守が工事中! はるばるやってきたのに。
重要文化財天守

天守の中には入れた。

天守から見た街並みと重要文化財の西多聞。

天守以外にも見どころは多いので、ゆっくりと、いろいろと見て回った。
重要文化財の建物も多い。

天守と懐徳館(本丸御殿)。これも重要文化財


これも重要文化財の黒鉄門。ちなみに右の塀も重要文化財

閉館近くまで、じっくりと楽しんで、高知城を出、街のアーケード街などを散策。
大通りに出ると、名前は聞いたことのある“はりまや橋”があった。失礼ながら、あまりにも貧相で「えっ、これなの」と思って、写真も撮らなかった。
それから、明日の朝乗るバス停と時刻をチェックしに行った。しか〜し、どこを探しても旅のしおりにあるバスはなかった。仕方なく、アーケード街に戻り、本屋さんで明日行く高知競馬場の場所と最寄りのバス停をチェック。競馬開催日は競馬場までのバスがあるけど、それ以外の日はバスが走っていない。調べると、最寄りのバス停からでも歩いて25分から30分はかかる感じだった。でも、高知競馬場訪問もこの旅の大事な目的なので、そのバスで行くことにし、再びバス停で時間をチェックしてメモった。バス停から競馬場までの道順のおおよその地図もノートに書いた。
実際の地図。超シンプル(笑)

それから駅まで歩き、駅にある店で、高知とは何の関係もない担々麺で夕食にした。
そして、ホテルに戻って休んだ。