旅・たび・にっき

旅や乗り物関連のお出掛け話のブログです

四国一周&播州城めぐりの旅・5日目

昨日買っておいたおにぎりで朝食を済ませ、7時半くらいにホテルを出て赤穂城へ。
まず三の丸の隅櫓を写真に収めてから大手門を渡り、枡形などを見物。
復原された三の丸大手隅櫓(手前)と大手門(奥)。

それから三の丸を出て、大石邸長屋門を見た。
現存の大石邸長屋門

さらに野っ原の一本道のような道を歩き、本丸跡へ。ここには本丸庭園があるが、時間が早すぎて開いてない。もちろん、それはわかってたこと。本丸大手門やお堀を見て、写真を撮ってから来た道を戻った。
復原された本丸大手門。

想定よりかなり早くホテルに戻ったので、フロントで列車の時間を聞き、予定より早く出発することにした。
部屋に戻り、すぐにチェックアウトして、播州赤穂駅で予定より30分くらい早い列車に乗り、姫路駅まで。9時過ぎには姫路駅に着いた。

まず駅のコインロッカーに大きな荷物を入れ、歩いて姫路城へ。とその前に。
駅前で1枚。

11年ぶり2度目の姫路城。櫻門橋をくぐって三の丸へ。姫路駅方面から来た時に最初に見る大天守と、小天守に櫓のこの角度は、トップレベルに美しい。
三の丸広場から見た国宝の大天守重要文化財の櫓など。

入城料を払って菱の門から中に入り、順路通りに巡りつつ、ところどころで道を外れて楽しんだ。この3日で多くの城を見てきたけど、やっぱりワクワク感がまったく違う。ただひたすら楽しい。


西の丸から見た天守群。


化粧櫓の中では、千姫が貝合わせのお遊び中。

天守を一階一階見ながら、急な階段を上り、最上階へ。この急な階段が本物の城に来てるなってことを実感する。あと、手に持ったビニール袋の中の靴ね。
天守最上階から見た国宝の乾小天守(右手前)と重要文化財のにの門(中央下)など。

小学生や幼稚園児の遠足ラッシュで、あまり落ち着いて見られない面もあったけど、存分に楽しんだ。
予定より早く着いたし、雨も降ってきたので、最後にもう一度西の丸に行ってから、早めに駅に戻ることにした。


西の丸から天守群に寄り。

駅前のコンビニで昼食用におにぎりを買い、姫路駅のベンチで食べてから姫新線に乗車。ここは周遊きっぷの“かえり”券のルートからは外れるので、別途乗車券を購入。本竜野駅まで230円。
約20分で本竜野駅に到着。

駅を出て大通りに出、橋を渡ると街並みの様子が変わったような感じだ。細い道を行くと、図書館があった。壁の「龍野市」という文字が外されていて、なんでだろうと思ったら、合併により「たつの市」に変わったばかりだったようで。

20分ほどで龍野城に到着。立派な門が再建されている。
埋門。

本丸御殿も再建されていて、無料開放されていたので入ってみた。立派な建物で、部屋や廊下からの景色などを見て回った。本丸御殿内だけでなく、城跡にも自分以外の見学者はひとりもいない。
本丸御殿を出てからは、櫓が再建されている方へ。
模擬の隅櫓。石垣はたぶん本物。

駅でもらった観光地図を見て、聚遠亭にも行ってみようかと思っていたけど、雨が強くなってきたし、それほど時間にも余裕はないので、駅に戻ることにした。
来た時とは別の道を通ると、より古い町並みを見ることができた。いい雰囲気だ。

本竜野駅から姫路駅に戻り、山陽本線の新快速で明石駅まで移動する。姫路駅を出発してからは窓の外の姫路城の姿を見ながら、別れを告げた。20分ちょいで明石駅に到着。

今回の旅、最後の訪問地である明石城は、駅からすぐ。小降りにはなったけど、雨はまだ降っている。お堀を渡り、歩いて行くと、正面に立派な櫓が見えた。
重要文化財の巽櫓。

左に目を向けると、そちらにもきれいな櫓が建っている。
重要文化財の坤櫓。

階段を上り、本丸を散策し、櫓も内側から近くで見た。坤櫓のすぐ隣には天守台があった。天守台があるなんて全く知らなかった。天守台も良かった。ただ、周りは木で覆われていて、写真は上手く撮れなかった。
明石公園となっている明石城跡。せっかく立派な櫓に天守台まで残っているのに、公園としてはいいのかもしれないけど、城跡としては残念な印象を受けた。もっと城跡アピールをしてもいいと思う。

駅に戻り、明石駅から新快速で新大阪駅まで移動。今回は時間的に、名古屋まで行って夕食をとる余裕はなかった。
新大阪駅には、予定より1時間も早く着いてしまい、時間がたっぷりあったので、お土産をけっこう買ってしまった。
最後に創作おむすびの店で、夕食用におむすびを2個買って、新幹線のホームへ。最後に乗るのは「ひかり424号」。
「ひかり」の座席指定新幹線特急券

車内でおむすびを食べ、約3時間で東京駅に到着。多くの城を巡る旅は終了した。

非常に疲れたけど、いい旅だった。