今回の旅には、同行のパートナーがいる。
その友人Ｓくんと、我が家で２２時前に合流し、スタートの地である上野駅に向かった。
夜行急行「能登」の発車番線である１６番線ホームに着くと、発車時間までまだ１時間くらいあるのに、すでに５、６人の人が並んでいた。
今回、利用するのは＜北陸ワイド周遊券＞。
３月いっぱいで周遊券は廃止になるので、ギリギリもギリギリのスタート。
この周遊券、出発地によって金額は決まっていて、東京都区内発着の場合は、エリアまでの往復に東海道線経由(高山線または北陸線)、高崎線経由(新幹線利用)、高崎線経由(在来線利用)、中央線利用のどれかが選べる。往復別路線でもＯＫ。
また、周遊エリア内は特急の自由席が乗り放題で、エリアまでの往復には急行の自由席が使える。
ということで、急行「能登」の自由席を確保するために、かなり早めに駅に行ったわけだ。
発車２０分前に急行「能登」が入線してきた。
２両ある禁煙車自由席の１両に乗り込んだ。
並んで座り、発車を待つ。
遅れの出ている別路線の待ち合わせということで、定刻よりやや遅れて出発。
車内は立っている人がいるくらい混んでいる。
どうやら、高崎線の帰宅最終便としても利用されているようだ。
それを証明するかのように、駅に停まるごとに乗客数はどんどん減っていった。
明日は朝も早いので、寝ることに。
