旅・たび・にっき

旅や乗り物関連のお出掛け話のブログです

ダイヤ大改正さよならの旅・2日目

チェックアウトし、コンビニで旅のお供ペットボトルの紅茶を買ってから新潟駅に向かった。

ホームで1枚。今日で廃止になる「赤倉」の乗り場案内板。

新潟駅からは越後線で吉田駅まで行く。もう9時だというのに、高校生が大勢乗っている。この辺の学校は8時半登校じゃないのだろうか。
吉田駅からは弥彦線に乗り換えて弥彦駅へ向かう。ホームの待合室で待っていると、幼稚園児らしい集団がやってきた。どうやら弥彦への遠足のようだ。これは、やかましくなるなと思ったが、全員隣の車両に乗ったので、うるさくなることもなく、弥彦駅に着いた。
改札係は若い女性で、なかなかかわいい人だった。

改札を出て、徒歩で弥彦神社まで行く。時間が早いせいか、ほとんど人の姿はない。神社に着くと、かなり大粒の雨が降ってきた。屋根のある所を歩き、本殿でお参りした。

さいころ、親戚のおじさんに連れてきてもらって以来だが、何年ぶりになるだろうか。前回来た時の記憶はほとんどない。
少し寄り道をして、みやげ物を買ってから駅に戻った。
弥彦駅

再び弥彦線に乗り、今度は東三条駅まで行く。
車内から大鳥居が見えた。

弥彦線は、いつの間にか高架になっており、以前使っていた東三条駅弥彦線のホームは使われていなかった。


東三条駅で降りて改札を出てみると、以前とあまり印象は変わらない。駅前の長崎屋に行き、地元でしか売っていない飲料やお菓子がないかと探したが、見当たらないので駅に戻った。
駅の食堂でそばを食べ、次の列車を待った。
ちなみに、東三条駅上越新幹線が開通するまで母の実家に行く時に使っていた駅。
ここからは長岡行きの普通列車だ。この区間普通列車で走るのは、列車に乗り遅れて酒田で夜を明かした時以来だ。
長岡駅で再び普通列車に乗り換え、今度は水上駅まで行く。
水上駅では1時間ちょっとの待ち時間があるが、駅の近くに観光するような場所もないので、駅の待合室で時間をつぶした。駅前のパン屋でパンを買い、ふとホームを見ると、新特急「谷川」はすでに入線していた。
改札を抜け、自分の席に荷物を置いて、今日で廃止になる「谷川」の写真を撮った。

ただ、「谷川」に関しては「あさま」や「赤倉」と違い、運転区間や使用車両は変わらずに、名前が「水上」に変わるだけだが。「たにがわ」はひらがなになって、短距離の上越新幹線に名前が移動する。


ようやく発車時刻になったが、同じ車両に乗っているのはふたりだけ。高崎駅でようやく半分以上の席が埋まった。この列車も、一応今日でさよならなのに、えらく人気がない。

19時31分、終点の上野駅に到着。
中央改札口へと行き、最後の「あさま」などの出発時刻案内の電光掲示板を写真に撮ったところで、今回の旅は終わった。

足がガタガタになるほど疲れたが、3種類の列車と碓氷峠に直に別れを告げることができて良かった。