旅・たび・にっき

旅や乗り物関連のお出掛け話のブログです

城巡りの旅・3日目

チェックアウトし、すぐに舞鶴城公園(甲府城址)に直行した。しかし、公園は工事中で、あまり天守台には近づくことができなかった。

そして、また富士山はどこにもない。なぜだ。それでも悪あがきで高い建物を探したが、スーパーなどはまだ開店時間にならない。結局、諦めて駅に戻ることにした。残念。

甲府駅からは特急「あずさ」で松本駅まで行く。
ここでは車内検札がなかった。隣の席にいた男性は、おそらく指定券を持っていなかったと思う。

11時55分、松本駅到着。
松本では、歩いて松本城まで行く。迷いかけて大回りをしてしまったので、近くにあった店で食事をしてから行くことにした。
裏通りの方から松本城に着くと、黒くて立派な天守閣がそびえていた。これで、国宝四城を制覇した。


当然、靴を脱いで天守閣に入る。夏休み期間中ということで、団体客に交じって家族連れの姿も多く見かけた。その中のひとりの少年が言っていた言葉が印象に残った。「昔って危ないんだね」、「掃除が大変だね」と。子供の素直な感想だったのだろうが、本当にその通りだ。どこの本物の城に行っても思うことだが、特に階段の急さはかなりきついものがある。
天守閣最上階からは、旧開智学校なども見えた。ただ、見えるのはほとんどが市街地のビルで、景色はいまいちだった。
天守最上階から見た、屋根、堀など。

ここでも絵はがきを買い、天守閣の見えるベンチで書き、駅に戻る途中のポストに落とした。

松本駅からは篠ノ井線の普通で長野駅に向かう。あいかわらず、忙しい旅だ。ここでは下校時刻と重なったらしく、高校生を多数見かけた。しかし、制服カップルは一組もいなかった。珍しい。
篠ノ井線では、途中に姨捨駅でスイッチバックがある。これでスイッチバックを経験するのは、何回目だろうか。何回経験しても、これは楽しい。姨捨駅でおばちゃんが大勢降りていったのには、笑ってしまった。

長野駅に着くと、オリンピックに向け、駅は工事中だった。もちろん、善光寺を模した駅舎もすでになく、駅舎そのものがないような状態だった。

駅近くのホテルにチャックインしてすぐにホテルを出て、街中をふらついた。そして、名物戸隠そばを食べた。生まれて初めて食べた天ざるは、実においしかった。しかし、なにせ初めてなもので、そば湯の飲み方がわからずに、まいった。