旅・たび・にっき

旅や乗り物関連のお出掛け話のブログです

城巡りの旅・2日目

起きると、睡眠中にかなりの汗をかいていたので、シャワーを浴びた。
それから、チェックイン時にもらった朝食無料券を持って食堂へ。食堂にはすでに10人近い人がいた。バイキング形式で、バターロール2個にジャム、ハム、ソーセージ、ジュースを持って空いてる席に着き、食べ始めた。すると、背後で「ハムとソーセージは団体の方のみです」という声が。もう遅い。すかさずパンで隠し、早めに口に突っ込み、食堂を後にした。
注意書きなどがなかったので気づかなかったが、どうやらハムとソーセージは野球チーム用だったようだ。
チェックアウトしてから、駅のコインロッカーに荷物を突っ込み、徒歩で彦根城に向かった。途中、近畿銀行の看板を見て、略したら“きんぎん=金銀”かななどと考え、ひとりでにやけてしまった。

最初に出迎えてくれたのは、佐和口多門櫓。

そこから天守閣には向かわず、先に玄宮園に行き、ゆっくりと散策した。何年かぶりにオニヤンマとも対面した。庭園の美しさもさることながら、昆虫や魚といった生き物がとても気になった。
玄宮園を出て、お堀でえさを食べている白鳥をしばらく観察して、黒門から彦根城内に入った。通路を歩いていると《工事車両に注意》という看板が目に入った。そう、今彦根城天守閣は改修工事中なのだ。しかし、日曜日なので工事は休みで車の心配はない。
通行可能な道はほぼすべて歩き、隅から隅まで見て回った。天守閣は白いカバーに覆われているが、一部だけ開いていて、特設ステージから修理が見学できるようになっている。しか~し、そうこの日は日曜日、工事中の天守閣は見られたが、工事の様子は見られなかった。これは大失敗。

工事中の天守閣。破風などがすぐ近くで見られた。


西の丸から見た内堀や琵琶湖。

大手門から外に出ると馬屋があり、馬の模型もいた。

みやげ物屋で、例によって絵はがきを買い、ポストに落としてから、彦根駅に戻った。
彦根駅からは米原駅に移動。

彦根駅米原駅の間は一筆書きの切符の経路からは外れるので、別途購入。

新幹線に乗り換えて静岡駅へ移動する。車内で米原駅で買った《元祖鱒寿し》を食べた。食にあまり楽しみを感じるタイプではないので、鉄道好きのわりに駅弁を食べたのは実に久しぶりだ。さすがに元祖だけあってうまい。

静岡駅に着き、約5年ぶりに駿府城を訪ねる。途中、歩道に描かれたサンコウチョウの絵を写真に収めた。


さらに歩き、駿府城に到着。

復原櫓などを撮影し、しばらくお堀のアオサギらしき鳥を観察して、静岡駅に戻った。

静岡駅からは身延線の特急「ふじかわ」で、甲府駅まで行く。
指定席が押さえられなかったので、早めに発車ホームに行って並んだ。人はけっこういたが、窓際の席をキープできた。
途中、右手に静岡草薙球場を見、富士駅から身延線に入る。何度目の挑戦になるだろうか。しかし、やはりというべきか、富士山は見えない。なぜなんだろう。どうしても富士山には縁がない。
結局、単調な景色のまま甲府駅に着いてしまった。
すぐに近くのホテルに入り、駅のコンビニで買った弁当で夜とした。