旅・たび・にっき

旅や乗り物関連のお出掛け話のブログです

野辺山の旅・2日目

朝、目が覚めると7時少し前だった。外では雨が降っているようである。朝食は地元産らしいミルクがとてもおいしかった。部屋に戻り、荷物をまとめて9時半過ぎにチェックアウトした。6千円だった。
外に出ると、どんよりとはしているものの、雨は落ちていなかった。駅まで歩き、レンタサイクルで、再び最高地点まで行った。良いアングルを探しながら、ゆっくりと写真を撮った。

それからは、昨日とは別のルートをたどり、SLホテルなどを見て、駅に戻った。

記念のオレンジカードなどを買い、新しい青春18きっぷに日付を入れてもらい、野辺山に別れを告げた。


小淵沢行きの列車に乗り、今度は列車で最高地点を通過した。窓を開けていると、かなり強くて冷たい風が吹き込んでくる。女性に人気のスポット清里を過ぎ、小淵沢駅に到着。
ここで中央本線に乗り換えである。乗り換え時間はわずか4分とあわただしい。辺りの景色を見ている余裕もなく、跨線橋を渡り、入ってきた列車に乗り込んだ。今回も窓際の席が確保できた。ラッキー。この列車に乗っているのは甲府駅まで。甲府駅に近づくと天気もどんどん良くなってきた。

甲府駅では乗り換えまでに十分な時間があるので、改札を出てみた。快晴と言っていいほどの天気で、すごく暑い。これが盆地の暑さというものなのであろう。これだけ天気が良ければ、富士山もバッチリ見えると思い、ウキウキした気分になった。
甲府駅からは身延線に乗る。非冷房車だが、窓を開けておけば、風が肌に心地いい。空を見ると、甲府ではあんなに天気が良かったのに、かなりくもってきている。そろそろ富士山が見えるかなというころには、ついに雨が降り出した。目の前にそびえたっているはずの富士山がまったく見えない。富士宮駅に着くころには雨は止んでいたが、空は厚い雲に覆われている。駅前のスーパーを見て、これが佐野量子ちゃんが話していた富士宮の駅前かなどど思っていると発車し、しばらくして終点の富士駅に着いた。
この後は、熱海に行き、花火大会を見てから帰る予定だったが、ふたりとも疲れていたため、東海道本線で、まっすぐ東京駅まで帰ってきた。

初めての泊りがけのプライベートな旅ということで、疲れはしたが、いろいろと収穫は多かった。しかし、何といっても富士山が見られなかったのが、残念で仕方ない。