旅・たび・にっき

旅や乗り物関連のお出掛け話のブログです

飯山線と喜多方の旅・出発前

以前から飯山線に乗りたいと思っていた。そこで、どのような経路を通っていけばいいかを考え、原案ができたのはかなり前だった。その計画を新しい時刻表で完璧なものにしようと、時刻表9月号を買ってきた。調べたところ、乗り継ぎはかなりスムースであることが確認できた。
ここで残った最後の難問は、飯山線の次に只見線に乗るか、磐越西線に乗るかという点だった。只見線は西村京太郎氏の『急行奥只見殺人事件』を読んで興味があったし、磐越西線は中学2年の林間学校で駅までは行ったものの、乗れなかったので乗ってみたかった。
しかし、どちらかを選ばなくてはならない。そこで宮脇俊三氏の『最長片道切符の旅』の乗車体験記録を読んで、参考にすることにした。そして、時間的なことも考え併せて、より景色の良さそうな只見線に乗ることにして、経路は決定した。
経路は決定したが、今度は切符を買わなくてはならない。どこで買うか考えた末、北千住の旅行センターに決めて買いに行った。
必要事項を記入した紙を窓口に持っていき、ちょっとした緊張感を味わう。かなり待たされて名前を呼ばれた。切符を受け取り、お金を払う。10910円だった。家で計算した時は、1万円で足りるはずだったのにおかしいなと思ったものの、相手はプロなのだから、自分の計算ミスであろうと思い、家に帰った。
家で乗車券を確認してみると、経由の所に越後滝谷、井野と2つの見たこともない名前が書いてある。時刻表で調べてみると、自分が乗ろうとしている区間とはまったく関係ない駅であった。これでは、乗る前に乗車券の変更をしなければならない。旅経つのは翌日だというのに、面倒なことになったなと思った。