旅・たび・にっき

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青春18きっぷで甲子園から城巡りの旅・1日目

今年の夏の甲子園は第80回の記念大会ということで、我が埼玉県からは2校が夏の甲子園に出場する。
西埼玉代表は、県立滑川高校。
こう言っちゃなんだが、かなりマニアックな公立校だ。
せっかくの甲子園なのに、アルプスが埋まらないなんてことにもなりかねない。
ということで、2回戦の応援にかけつけることにした。
とは言っても、滑川高校同様、僕も金がないので、大垣夜行を使って青春18きっぷで行くことにした。

22時ちょい過ぎに家を出て、北千住駅へ。
青春18きっぷを持っているが、ここから使ってしまうと、すぐに1日目分が終わってしまうので、日付が変わってから最初に停車する駅までの切符を買っておくのが、大垣夜行利用の定石だ。
料金表を見て、運賃を確認していると、改札を出てきた見知らぬおっちゃんが「チケットやるよ」と言って、切符をくれた。
見ると、それは都区内フリーきっぷだった。
ありがたくいただき、その切符で品川駅まで行った。
利用するのは、夜行列車としておなじみの「ムーンライトながら」ではなく、全座席自由席の臨時快速なので、出発駅が東京駅ではなく品川駅となる。
ということで品川駅まで行き、一度改札を出て、臨時快速の日付が変わった後の最初の停車駅である川崎駅までの切符を買い、ホームへ。
すると、まだ出発まで1時間以上あるのに、すごい人が!
人が多すぎて、並んだ列がどうなっていて、どこがどの列の最後尾かもわからないくらいだった。
さすがに、これはヤバいなと思い、座れないことを覚悟した。
湘南カラーの列車が入線してきて、前の人に続いて車内に乗り込むと、席はすべて埋まっている。
後ろから、まだどんどん人は乗ってくるので、奥に入っていくと、荷物を横に置いて座っている人がいた。
「ここ、空いてますか」と聞くと、荷物をどかしてくれて、座ることができた。
本当にギリギリだった。
助かった。
23時55分に品川駅を出発し、すぐに日付が変わる。