旅・たび・にっき

旅や乗り物関連のお出掛け話のブログです

鳥取砂丘と城・球場巡りの旅・7日目

最終日は少しづつ東京へ戻っていく。
疲れからか二度寝してしまったので、予定より1時間ほど遅くチェックアウトした。

まず、快速で大阪駅から安土駅まで行く。
安土駅前の貸自転車屋さんで自転車を借り、大きな荷物を預かってもらい、辺り一帯の地図やパンフレットなどをもらった。そして、安土城址に向けて出発。
安土城址に着き、自転車置き場に自転車を止め、階段を登る。途中で、重要文化財の三重塔などを見て、天主跡へ。

安土城天主跡。

じっくりと見物し、景色を楽しんだり、ゆっくりしていると夫婦らしい男女がやってきた。女性の方が「火事で天主が燃えたから石垣が黒くなってる」と言っていた。それは違うんじゃなかろうかなどと思いつつ、来たのとは別の経路で下った。
大手道は青いビニールシートで覆われていて、工事中のようだった。

再び自転車に乗り、信長の館に移動した。ここでは安土城の実物大の模型を見た。えらく派手な造りで、本当にあんな城を造ったのだとしたら、信長という人はいろいろな意味ですごいと思う。
さらに駅近くの城郭資料館に行き、模型や絵などをゆっくりと見物した。青いビニールシートや黄色と黒の看板などは、工事しているのではなく、発掘をしているのだった。安土城はまだ発掘がほとんど進んでおらず、これからいろいろなものが発見されるものと思われる。

自転車を返し、安土駅から再び上り列車に乗る。次は米原駅で乗り換えて、大垣駅まで行く。
米原駅は何度となく乗り換えで利用しているが、一度も改札を出たことがなかったので、出てみた。駅前にはほとんど何もなく、スーパーの中のマクドナルドで昼食をとった。セットを頼み、飲み物をアイスティーと言うと「扱ってません」と言われてしまった。一部扱っていない店舗がありますと書いてあることがあるが、それを実際に経験してしまった。

大垣駅に着き、駅にあったパンフレットを片手に真っすぐ大垣城に向かった。思っていたよりも時間がかかり、あまりゆっくりしていられなかった。それでも中に入り、資料などを見物した。ここも落雷によって焼失したらしい。今回の旅で、落雷による火災で焼失した天守が少なくないことを知った。
外に出て、写真を撮ってから駅に戻った。
外見はかなり格好良い。
駅では、ギリギリで予定の列車に間に合った。危なかった。

これで基本的に全日程終了。あとは帰るだけ。
豊橋駅までトロトロと戻り、豊橋駅からは新幹線で帰ってきた。
「こだま」の指定席新幹線特急券

「こだま」に乗ったのは初めてかな。
新幹線が好きではないので、どうしてもこういった形になる。つまり、普通や快速で東京に近づけるだけ近づいてから新幹線に乗ることになる。本当は新幹線には一度も乗らずに済ませたいのだが、現在の東海道本線では特急も急行もなく(寝台列車や静岡駅からなら「東海」があるが)、なかなかそうもいかない。鉄道好きとしては悲しい限りだ。

初の一週間という長い旅は、いろいろな城が見られ、勝つところは見られなかったが、甲子園でタイガースが見られ、なかなか充実した旅となった。と、同時に体力のなさを実感する旅ともなった。