旅・たび・にっき

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姫路城と京都の旅・3日目

一夜明けて、チェックアウトすると、まず駅まで行き、コインロッカーに荷物を入れた。身軽になり、永遠の憧れである姫路城に向かう。途中、昨日とまったく同じ場所で写真を撮ってみた。
駅前通りの横断歩道から撮った姫路城。

歩くにつれ、どんどん大きくなってくる姫路城。明るい中でも、もちろん美しい。
お堀の橋を渡り、三の丸広場から、まず1枚。
やっぱり美しい。

改修前に使われていたという柱などを見てから、入城券を買い、いよいよ建物に突入した。
まず西の丸に行き、入り口で靴を脱ぎ、ビニール袋に入れて天守閣に向かう。ところが、実に雄大な姫路城のことだから、歩いても歩いても天守閣にたどりつかない。しかし、そのため、あらゆる角度からの天守閣を拝むことができる。
西の丸から見た天守閣。


2つの小天守の間の大天守を見上げる。

千姫の部屋をのぞき、ついに天守閣に足を踏み入れた。一階、一階、見学しながら急な階段を登る。天守閣最上階から望む世界、天守閣を囲むように配された回廊、そしてその周りの緑。とにかく壮大で美しかったが、それはとても言葉で言い表わせるようなレベルの話ではなかった。あまりにも簡単な言葉だが、感動した。長年の憧れに十分すぎるくらい応えてくれた。
先ほどとは逆に、天守閣から見た西の丸。

天守閣を出て、今度は外の複雑な道を歩くと、目の前に天守閣がどーんとそびえていた。
どの角度から見ても、美しいし、かっこいい。

大きな感動を抱えたまま、売店でおみやげを買い、駅方面に戻る。振り向き、振り向き、姫路城を確認しながら。
途中で本屋に寄り、次の目的地・京都での行動パターンを決めていなかったので、小さなガイドブックを買った。

最後に駅前でもう1枚。

姫路駅で上りの新快速に乗り込んだ。列車が姫路駅を離れる。車窓の姫路城に視線を置き、姫路に別れを告げた。
京都駅に着き、歩いてホテルまで行き、チェックインした。そして、暗くなる前に歩いて行ける場所に行ってみようと思い、すぐにホテルを出た。
東寺はすでに拝観時間を過ぎていたので、国宝の五重塔は壁越しに見ただけだった。そのまま歩き、羅城門跡へ。まったく目立たない所で、通り過ぎてしまいそうになった。跡は小さな公園に石碑が立っているだけで、面影はまったくない。公園では小さな子供が4、5人遊んでいた。
羅城門跡の碑。

それから近鉄東寺駅から京都駅まで行き、バス乗り場やコインロッカーの場所などを確認して、京都駅から九条駅まで地下鉄に乗り、ホテルに戻った。
今までの旅と違い、列車の中じゃないので、ゆっくり寝られる。